ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

マチへ行った

ピアス穴をゲットしました。

ガラス張りのエレベーターが上下するオフィスビル。患者さんが隣りあって座る”必要最低限”みたいな皮膚科で、バツンとやってもらいました。ぱきっとした強さを感じる姉御系看護師さんが説明して位置を見極めて、喉に一音ひっかかったような話し方の先生がバツンとやってくれました。バツンの直前、看護師さんから「頑張ってください」と姉御の口にどうにも不似合いな応援をいただきました。

ゴールドのスタッドにクリアジュエルがはまったファーストピアス。じんじんと響く鈍い痛みすら、そこに穴があることの証明のようで愛おしく感じます。選んで買ったピアスを通せるまで1ヶ月。

 

髪を切りました。

大学時代からお世話になっている美容師さん。髪のクセもファッションの傾向も、性格すら知られているので、すべてを委ねて鏡の前に座ります。縮毛矯正の残る毛先を落として、レイヤーカットで中ほどを重ために、毛先は外ハネで遊ばせて、15センチばっさり。

誰も気づかないけれど、かきあげた髪がストンと落ちる感触が心地良くてにんまり。これは、3ヶ月先のびてアレンジするのも楽しそう。

 

ずっと気になっていた香水をゲットしました。

妹がつかっていたヘアオイルの香りが好きで、店舗に通っては香りを確かめて帰ることをくりかえし、この度ついに購入。期間限定の香りもあって色々とテイスティングさせてもらっても、やっぱりその香りが好きでした。

嬉しくてつけすぎて、自身の芳香に気分を悪くするなんてことが本当にあるのだと笑いました。お試しで買ったテスターほどの香水とあわせて、香りのオシャレに。

 

田舎に暮らしているけれど、たまに大きなマチへ行きます。

田舎にないものをゲットして、田舎でできないことをして、そして田舎の小さなアパートへ帰ってきます。

毎日じゃなくていい。たまにでいい。誰も気づかなくていい。

わたしはわたしの暮らしを輝かせるために、マチへ行きます。