ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

2022年、合格

落ちていたらどうしようと思いました。もし落ちていたら、わたしのこの1年はなんだったのだろうと思いました。

 

2022年が終わろうとしています。わたしは今年、いろいろなことを始めました。会社員を辞めて、フリーランスになりました。引っ越しを2回して、現在は日当たりサイアクワンルームに暮らしています。国家資格の勉強を始めて、休日の境がなくなりました。プライベートではあんなに好きだった旅行に1度も行っていません。観た映画の本数は、昨年の半分以下。コロナにかかって、お盆に墓参りができませんでした。家族には「いつでも帰っておいで」と言われながら、替えのきくバイトを理由にワンルームの部屋でうずくまっています。わたしは2022年、なにをしていたのでしょう?

 

いろいろなことを始めたけれど、そのぶん、いろいろなことができませんでした。始めたことが何かになったか、実を結んだかといえば、胸を張れるような結果にはなっていないと思います。そう考えると、なんだかもうすべてを投げだしたいような、2022年をどうして過ごしてきたのか、わたしの1年間はなんだったのかという気持ちになりました。自分で決めたことなのだから、自分で決着をつけるしかありません。でも、その踏ん切りすらもつけられないほど身体が重く億劫でした。その怠惰を自分でも理解していたから、誰にも相談できませんでした。朝起き上がることができなくて、その話をネタにして、笑いながら酒を飲みました。

 

でも、合格でした。今年受験した国家資格の試験結果。いろいろなことを始めた2022年。そのどれもが胸を張れる結果に結びいついているかといえばそうではないけれど、でも、ただ一つだけ、きちんと結果になっていました。またもう少し頑張れる気がしました。そんな2022年。

 

今週のお題ビフォーアフター

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと