2020-01-01から1年間の記事一覧
ポコン 「これだ」 ラインが入りました。3文字のメッセージとともに、新聞のリンク。ひらいてみると、オリジナルグッズの売上を元手に発行される、地域情報フリーペーパーの話題。道東の記事でした。 「ほう」 「フリーペーパー、やりたいですね。」 「問題…
人は学ぶ生き物です。 挑戦して修正してまた挑戦して、課題解決のために考え、学びを重ねる生き物です。 今年、北海道の左上の根雪は11月初旬でした。根雪とは、降っては融け降っては融けする冬のはじめの雪が、ようやく積もりはじめる「始まりの雪」のこと…
昨夜から、北海道の左上に発令されている暴風雪警報。たしかに、一晩中ごうごうと強い音が木造のアパートを揺らしていました。 朝起きてみると、道は綺麗。東の空はオレンジと紫でへんに明るくなっています。なんだ、車の雪下ろしが難航するとみて早めに支度…
どん まだ幼いとき、クリスマスの夜は家族でパーティーをしました。当時、父は仕事が忙しく、わたしたち姉妹が眠る準備をすっかり済ませたころに帰宅していました。でも、クリスマスの夜は、できる限り急いで仕事を切り上げていたのでしょう。いつの思い出に…
日曜日。 気がついたら陽が暮れていたので、したいことをすることにしました。しなければならないことは、また来週のお休みに。きょうは、映画を見ます。 金曜日、会社帰りにTSUTAYAさんで借りてきたDVD。映画でもサブスクリプションサービスが流…
冬の休日は短い。 夏なら、はやくから陽がのぼって鳥が鳴いて、それらに目を覚まして1日がはじまるけれど、冬はまず朝が来ません。午前7時ころ、ようやく薄青くなりはじめる窓。雪のおかげで視界は白いけれど、音をすっかり吸収してしまうので、清々しい朝の…
「これから飲まない?」 そう言って、気軽にお酒を飲みます。でもそれは、ここ2、3年のはなし。以前は、その日の気分で、そのとき都合のつく仲間と、手近な場所でお酒を交わすような飲み方はしませんでした。たとえば大学生のころ、「飲み会」は一大イベント…
情報発信の仕事をしています。 地域情報に文章や写真を添えて、SNS等へ投稿。イマドキのSNSは反響がすぐに分かって便利です。文章だけより写真付きの投稿、綺麗に書いた文章より意外性やニュース性の高い情報。手探りながら更新しています。 すると先日、大…
自己肯定感とは。 自らの在り方を積極的に評価したり、価値や存在意義を肯定したりする感情のことです。たとえば、会議室にギリギリ駆け込んで上司と目があったとき、「ギリギリに到着したことを咎められる」と考えるか、「これから行うプレゼンを期待されて…
「あいちゃんは、そのほうが絶対に楽しいよ!」 先輩が言います。 快活で、周囲をアッと言わせる先輩の言動が好きです。一緒にいると元気になるし、先輩のようにパキッと決断してガツガツと動けるような気がしてきます。 けれどその時ばかりは、火照った頭が…
「よくわからない」と言われる映画を見ました。 映画が生まれて100有余年。歴史的に評価される作品は、様々な人のコメントとともに触れることができます。今日は何を見ようか、と探すなかで「感動の超大作」や「ラブロマンスの金字塔」なんてコメントに惹か…
父は、デリカシーがありません。 太った痩せたをこちらの事情お構いなしに批評するし、娘のプライベートを他人にぺらぺら喋ります。そもそも、わたしが彼を「デリカシーがない」と判断したのは、5歳のときでした。 父は、わたしの友だちを含め子ども3人を映…
「それって自慢っぽくないですか」 SNSに制作物をアップロードする際、制作者の個人名を添えようと提案すると、意見がありました。「オレが作ったぜ」と誇示するようで、見る人の鼻につくのではないかと。たしかに、自分ができないことをやってのける姿を見…
メイクが好き。 色も質感も用途も異なる化粧品は奥深く、興味をひかれます。色々買って試すようになると、それらを活かしたくてスキルを学ぶようになりました。いま流行りの動画ツールをのぞくと「こんなメイク術があるんだ」と新鮮な驚きを得られます。 わ…
地元新聞の新年紙企画で、様々な若手団体の代表の方と対談した内容が、記事校正であがってきました。ふだんはインタビューして「記事にする側」なので、自分が話した内容を「記事にされる側」というのは、なんだか不思議な気持ちです。こそばゆいような、歯…
きょうは「絵本の日」だそう。 そういえば、わたしはいつ絵本を卒業したのでしょう。 絵本から、文字の羅列する小説を読むようになったのでしょう。 実家の本棚は、本棚というより食器棚のようで、両開きの扉にガラスがはまって絵本の背表紙がよく見えました…
社内が騒然としていました。社内、といっても小さな事務所だから、騒然とするほどの社員数もいないのだけれど、そこにいる人それぞれが声を荒げる程度には沸き立っていました。 議題は、外注にだした広告の初稿。校正のために初稿として送られてきたというそ…
あれ 何度足を運んだかわからないTSUTAYAさんで、足が止まりました。 定期的に商品が入れかわるレンタル店では、テーマごとの特設コーナーが設けられます。アカデミー賞受賞作とか、新作公開間近のシリーズものとか、背表紙がずらりと並んだパッケージのなか…
「どれ、借しなさい」 おばあちゃんが、子どもの右手からはさみをとります。そして、左手から作りかけの工作をとりました。わたしは何も言いません。言えません。 仕事で、子ども向け工作教室のアシスタントをしました。大きなイベントの一角で行われる工作…
カラオケが苦手でした。 音楽が好きだけれど聞くのは男性ボーカルばかりなので、低音が上手く出せません。女性ボーカルを歌おうとしても、記憶が曖昧なので曲途中でメロディを見失います。結果上手に歌えずに、そんな自分が恥ずかしくて、カラオケを敬遠して…
好きなアーティストが、10代のYouTuberとインスタライブをしていました。YouTuberの定期配信を偶然彼が見かけたようで、コメントをつけるのはYouTuberのファンばかり。それは、彼がそっけないとか冷たいとか、YouTuberに宛てた応援メッセージ。たしかに彼とY…
冬靴は、ワンシーズンごとに履き替えます。 北海道の冬を歩きまわった靴は、水がしみこみ、底がはがれ、次の季節を迎えることができません。雪が降る前に靴屋さんに行き、その年の冬をともに乗り越える1足を探します。 それでも、冬靴選びに迷うことはありま…
ここのところ、ぐんと気温が落ち、日の出が遅くなった北海道の左上。天気の悪さも相まって寒さと暗さが増し、毎朝ベッドから這い出すのもひと苦労です。しかし今朝は、嫌に明るく、嫌に暖かく、ドキンと心臓が強く打ちました。 「寝坊した!?」 反射的に時…
地元新聞の新年紙企画で、様々な若手団体の代表の方と対談しました。JRの廃線問題や商店街振興、少子高齢化といった地域課題。おしまいは「これからの”夢”を教えてください」というテーマでした。 わたしは、今年できたばかりの若者サークルの代表として参加…
布団から出ている鼻の先が冷たくて、目覚ましを止めるために手を伸ばすことすら億劫な朝。めっきり寒くなりました。ぎりぎりまでベッドのなかで手足を擦り合わせ、これ以上は時間の限界というタイミングで這い出し、すぐにストーブをつけます。 一人暮らしの…
文章を書いて、映画を見る。 ドライブに行って、音楽を聞く。 好きなことを好きなように好きなだけする。 そうすると、わたしの「好きなこと」が醸成されて、もっともっと輝かしく尊いものになるのです。 興味をひかれると、とことん追求するタイプのわたし…
LGBTQ+を題材にした映画をよく見ます。 先日見て、最高だったのがこちら。 グザヴィエ・ドラン監督&出演!映画『マティアス&マキシム』予告編 映画を選ぶとき、男性でも女性でも、同性愛でもトランスジェンダーでも関係なく、幅広くLGBTQ+にカテゴライズ…
寝具に対するこだわりは、多かれ少なかれ、各々にあるでしょう。枕の硬さ、高さ、カバーの質感、シーツの肌触り、布団の厚さ、枚数、毛布の有無。なかでもわたしが最も気になるのは、布団の重さ。 まだ小学校にあがったばかりの小さいころ。 母方の祖父母の…
晴れの日には晴れの歌を、雨の日には雨の歌を。 夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の。 音楽が好きなので、気がむいた時に、気がむいた曲をあつめてプレイリストを作ります。3ヶ月以上リピート再生するリストもあれば、1週間程度で消してしまうリストもあ…
「あいちゃんは、ほんと、食事に丁寧ね」 気にしたことはありませんでしたが、そうと言われればそうな気がします。 食事に丁寧。 毎日やってくる「食事」という機会は、絶好の幸せチャンスです。もみくちゃになりながらやり過ごす毎日で、自分のご機嫌を自分…