ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

ネオ・シティポップ

はてなブログ」というブログサービスを利用して文章を書いています。お題コンテンツに気になるテーマがあったので、きょうは文章そっちのけで好きなものを。テーマ #ドライブと音楽 です。

 

最近ハマっている音楽ジャンルがあって、それはロックとかEDMのようにカテゴライズされるほど特徴的だと思うのですが、みんなが共通認識としてもつほど適当なカテゴリはないようです。そこで、わたしはこれを「ネオ(現代版)・シティポップ」と名付けて親しんでいるんですけど(恥ずかしすぎて人には一度も言ったことないんですけど)本当に最近このジャンルがアツくて、特にドライブ。最高。停車時、気持ちよく横揺れしている25歳女性はわたしです。

 

シティ・ポップ」は聞き馴染みのある方も多くいらっしゃると思います。一般的に、1970〜80年代の日本で流行したポップスの一形態といわれ、詞やサウンドに「都会的な雰囲気」を含んでいることが大きな特徴とされています。

「都会的な雰囲気」って…なに……。

 

でも、これを聞けば「都会的な雰囲気」も飲み込めるはず。

 わたしが初めて聞いた「シティ・ポップ」です。


真夜中のドア  松原みき  1980

 

んんん最高。

夜、等間隔に並ぶオレンジの街灯の下を60キロで走りながら鼻歌うたいたい。しばらくは松原みきさんはじめ、1970~80年代の正統派シティ・ポップを聞いていたのですが、ある日突如つながってしまって…

 

SuchmosのSTAY TUNEってシティ・ポップでは…?


Suchmos - STAY TUNE [Official Music Video]

 

HondaのCMでガツンとやられました。右下に表示されたバンド名を確認して、すぐ検索。ノリ良いテンポとキャッチ―な詞、それを背景にハイウェイを走り去る車…CM効果もあったのでしょう。メロディと映像で訴えかけてくる「Suchmos/STAY TUN」は完成されていて、当時ドライブでめちゃくちゃ聞きました。

 

1970~80年代に流行した「都会的な雰囲気」を含む楽曲を「シティ・ポップ」とカテゴライズするのであれば、2010~2020年代に登場した彼らをなんと呼ぶのか…そこで自己分類カテゴリ「ネオ(現代版)・シティポップ」が誕生したわけです。

 

HondaのCM楽曲はセンスがよくて、ネットでも話題でした。わたしも御多分にもれずチェックしていて、そのうちにYouTubeの「おすすめの動画」は所謂ネオ・シティポップ一色。そのなかでもわたしがどハマりしているオススメアーティストをご紹介します。ご紹介させてください。

 

1、Nulbarich


Nulbarich – VOICE (Official Music Video)

シンガーソングライター・JQをリーダーとして構成されるバンド。JQ以外のメンバーは固定されいていない。やわらかい春風のような歌声に、オシャレメロディが映えまくってる。晴天の青空のもとを聞きながら散歩したい。街中でも野原でもあいそう。

Honda CM既出。さすが。

 

 

2、SIRUP


SIRUP - LOOP (Official Music Video) 

ブラックミュージックをベースにジャンルを超えて活躍。様々なアーティストとタッグを組んだ楽曲が発表されており、「feat.SIRUP」のワードだけで安心して「高評価👍」を押せる。リズムが心地よく、そこに乗るメロディがすぅと身体に染みこんでくるよう。朝、最初に口に含む水分と一緒に摂取したい。

Honda CMのおかげで出会えました…本当に、CM選曲者と1度飲みたい…。

 

 

 3、the engy


the engy - Driver

関西を中心に活躍するバンド。昨年10月にメジャーデビューし、最近には楽曲をひきたてるPVが作られるようになってきて、本当に良かった。基本英詞だが、たまに日本詞も織り交ぜてきて、いつか耳から殺されると思う。クールなメロディに、どこか艶っぽさのあるボーカルが最高。車で聞くと、リズムにのってカーブをきつくキメがちになるので注意。

わたしが現在、最も推しているバンド。Hondaさんこっちです。

 

4、milet


milet「us」MUSIC VIDEO(日本テレビ系水曜ドラマ『偽装不倫』主題歌)

2018年デビュー。プロフィールの詳細を明かしていない。ドラマや映画の主題歌になっていて、まさに彗星のごとく現れた、という感じ。聞くひとの頭のなかで反響するような不思議ボイスが癖になる。

 

 

5、showmore


showmore - now (feat. SIRUP) (Official Music Video)

ジャズやヒップホップをベースに多彩な表情をもつ。楽曲創作の根底に、切なくアダルトな大人の雰囲気があって、まさにシティ・ポップ。これこそ「feat.SIRUP」のワードで聞きはじめたけれど、独自制作の楽曲にもズブズブにハマってしまった。女子歌。

 

 

6、LUCKY TAPES


LUCKY TAPES – 22 (Official Music Video)

2018年メジャーデビュー。基盤にJ-popやロックがあるとのことだが、キラキラと夜のネオンが散るようなサウンドシティ・ポップのくくりだろう。ちょっと嬉しいことがあった夜に横揺れしながら聞く。

 

 

7、Ghost like girlfriend


Ghost like girlfriend - fallin'

高校卒業後、淡路島から上京するも前名義では芽が出ず、「Ghost like girlfriend」を名乗り匿名性の高いパフォーマンスを行っていたところ突如評判に。シンプルな旋律に漉いたようなボーカルが心地良い。たしかSNSで人気に火がついたので、「ネット音楽」のカテゴリと迷った。今後、どの方向に進んでいくのか期待。

 

 

ちなみに、ネオ・シティポップをお茶の間に知らしめたといって過言ではないSuchmosですが、それは初期のはなし。初期mosは比較的キャッチ―で、大衆受けするかんじ。2018年紅白出場も納得です。しかし、2020年現在はより洗練され、尖りに尖り研ぎ澄まされているので、初期mosばかりでなく現在の彼らもぜひ。


Suchmos VOLT-AGE(@ fuji rock festival 2018)

 

 

普段 音楽ばかり聞いているけれど、話をする機会がありません。

以前、友だちと音楽配信アプリはどれが良いのか、という話をしようとして、口火を切った途端に会話終了しました。周囲はそこまで音楽にこだわりがなかったのです。本当にHonda CM選曲担当の方と1度飲みたい…。

 

今日は、「ネオ・シティポップ」これだけ覚えて帰ってください。

 

カエライフ×はてなブログ 特別お題キャンペーン #ドライブと音楽

カエライフ×はてなブログ 特別お題キャンペーン #ドライブと音楽
by ホンダアクセス