ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

おみくじ

初詣にいきました。実家では、年が明けてから近所の神社に行くのが恒例ですが、それは1日の年明けすぐ、日の出前の夜中だったり、2日の朝だったり夕方だったりします。それに、常日頃信心深く神社へお参りしているわけではないので、年に一度の年中行事。ずいぶんとミーハーな、ともすれば罰当たりな参拝客といえるでしょう。今年は1日の夕暮れすぐに参りました。

二礼二拍手、住所と名前、新年の抱負を伝えて、一礼。地元で初詣をするわたしの住所なんてこのあたりのものではありませんから、きっと神様も「それはそっちの神に言ってくれ」とお思いでしょうが、かつてこの地域に暮らしておりましたので、なにとぞ。

お参りをすませて、毎年恒例のおみくじタイム。妹と2人で訪れた今年の初詣、妹「吉」、わたし「大吉」。ここのところ毎年大吉なので、もはや吉だの大吉だのカテゴリが問題ではありません。文面を読んでみると、ほら。要約すれば「今は良くないかもれしないけれど、将来的には花開くから待ちなさい」。

 

今、良くないからどうにかしようと動いているのです。そうでもしないとやりきれないのです。そうして得た将来が、花開かなければいまわたしは、どうして動いているというのでしょう。

「今は良くないかもしれないけれど」

「将来的には花開くから」

そんなこと、言われずともわかっています。

 

やっぱりわたしは、罰当たりな参拝客かもしれません。