ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

パーティーウィークエンド

土曜日、いつもより早く仕事を終えてたっぷり1時間、まちのTSUTAYAさんでDVDを選びました。ここからわたしの、手作りおつまみ&夜通し映画のパーティーウィークエンドが幕開けるのです。何を隠そう、冷蔵庫には一人暮らしに似つかわしくない量の野菜が眠っていたし、特売を見はからって購入した豚ロースが出番を待ちわびていて、アボカドは2日前から太陽のもとでした。

 

プルタブをひかねば始まりません。

閉じこめられた空気が解放されて、パチパチと弾ける音が缶のなかで一層高く感じられます。

まずは、アボカドやチーズを使って軽いおつまみ。どうせ料理をするなら見た目にもこだわりたいので、さらりとしたアンティパストに相応しいガラスのお皿を選びます。実態は、夕暮れのキッチン、蛍光灯の白い明かりのもとで缶ビールを傾けているに過ぎないのだけれど。でもどうせなので、大ぶりのコップを取りだします。

 

さて、フライパンで野菜のおつまみ。油を吸った野菜は、どうしてこんなに美味しいのでしょう。油をケチらずに焼いて、お醤油たらして、鰹節をふってシンプルに。

メインはお肉。それと、若い緑色がまぶしいアスパラガス。アスパラがにょきにょきスーパーに並びはじめると、春の味覚にシフトチェンジです。季節物ならでは、毎年価格が気になっていたけれど、今年は比較的手をのばしやすい気がします。

 

ここですでに2本目の缶が開いていて、いよいよパーティーも佳境。

そう、先週の手作りおつまみ&映画でパーティーウィークエンドは、手作りおつまみに留まったのでした。酔いがまわると多少飛んでしまう記憶のために、映画を見るのがもったいない気持ちになるのです。

それでもパーティーウィークエンドに違いはなくて、3本目の缶をプシュッとやりながら、当初予定にはなかったデザートを考えたのでした。自由なおうち時間、楽しみ方も自由でしょう。