ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

ルームシェア

「やめなよ、ルームシェアなんて」

誰かが言いました。1年前、市内の一軒家に空き情報があって、友だちが「ルームシェアしない?」と声をかけてくれたのです。楽しそう!とワクワクしながら、だれかれ構わず「ルームシェアするかもしれない」と話していると、まあ、みんな口をそろえて反対します。

生活リズムがどうとか、生活態度がどうとか、金銭面がどうとか。とにかく「他人と住むのは大変だから」と。まあ、仰ることもわからないではないので、「そういうもんか」とルームシェアの話は流れてしまいました。

 

そして1年後。引越しをします。件のルームシェア

理由はまあ、楽しそう以外にも色々あって、ルームシェアという選択を「せねばならない」状況に陥ってしまったというのが正しいですが、でもやっぱり、ワクワクします。

 

「案外、遠回りをしたほうが近道だったりするからね」

誰かが言いました。いわばこの1年は、盛大な遠回りでした。わたしは何をしたいのか、何ができるのか、何をすべきなのか。考えて、行動して、また考えて、悩んで悩んだ1年間でした。そして至った選択。生活リズムが異なって、生活態度にイラついて、金銭面でケンカになるかもしれません。でもやっぱり、今わたしがやりたくて、できて、やるべきことのためには、これまで通りに1人で暮らして、これまで通りの家賃を払い続けるのではダメな気がしました。

 

引越しをします。

 

 

今週のお題「引っ越し」