ほとほとの煮物

お口にあうかどうか

日記を書く

目にしたもの、耳にしたことを思い起こして文章にします。それは、ドライブの途中に見かけた冬の寒々しい景色と対照的な空の色だったり、友だちと2人露天風呂につかって交わした言葉だったり。日常で流れる景色や会話がわたしのなかのどこか隅のほうにひっかかってとれず、ことあるごとに思い起こされて染みついたころに、それらをすべて言葉にしてやることで一掃します。わたしにとって日記とは、このブログとはそういう役割。

 

朝起きてから夜眠るまでの過程をふりかえったり、日常の面白おかしいことをあえて探って掘り起こすことはしません。ただ日常に起こったことのなかから、わたしのわたしによるわたしだけに印象的だったことを。だから必ずしも面白い文章ではないかもしれません。美しい起承転結はなく、だらだらとして単調な流れかもしれません。でも、そういう文章を書きたいと思ってはじめたブログです。

 

「ほとほとの煮物」

祖母が言ったその言葉がずっとわたしのなかのどこか隅のほうにあって、でも妹は「変な表現だね」といって笑いました。わたしはその、日常に転がる「変な表現」をあつめてきちんとまとめておきたいと思います。

 

最近、2ヶ月ほどブログをサボっていました。日常に追いたてられて、わたしのなかのどこか隅のほうに溜まるものはあるけれど、それらが言葉になって陽の目をみることはありませんでした。

ひさしぶりにブログを書くと、なんだかヘンな気分です。思ったように言葉がでてこないし、リズムがくるってガタガタします。でも、文章にしないとわたしのなかのどこか隅のほうに溜まったものは溜まったまま溜まる一方。だからわたしは、このブログを、日記を書きます。

 

今週のお題「日記の書き方」